【エクセル】COUNTIFで重複データを確認する方法
今回は、大量のデータを一つ一つチェックしていては手間がかかる
重複チェックをサクッとできる方法について解説したいと思います。
Hiro先生の場合は、メモ帳を多用しているため
メモ帳で必要になることがあるため
別途、エクセルで重複データチェック用として
用意しておけば、必要な時にコピペして利用できるので
便利かもです。
結論からお話をすると、
COUNTIF関数を使うことで重複チェックすることが出来ます。
例えば、Aの列にチェックしたいデータがあるとします。
そしたら、Bにてコードを入れることで
隣のAのデータが
指定範囲内にいくつあるのか?を
表示してくれます。
つまり、2以上の数値が出た場合は
重複しているということです。
重複チェックしたいデータを用意します
今回、適当にAの列に名前を入れて用意しました。
その中から重複しているデータを探したいとします。

重複チェックが出来る関数を入力します
重複チェックを実現できる関数「COUNTIF」を隣のセル
B1に入力して設定したいと思います。
「COUNTIF」の使い方は、下記の通り。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
つまり、B1には、
「=COUNTIF(A1:A9,A1」を入力します。

するとこんな感じで
数字が1と表示され重複がないことが分かります。

ちなみに「=COUNTIF(A1:A9,A1」を言葉で説明すると
A1のデータがA1~A9の範囲にいくつ存在しているか?
という感じになります。
なので結果としてA1の1個のみ存在してますよ。
という感じになります。
ということで、
同じように他の行も同様に関数を入力していけばOKです。
ただ、一つ一つ入力していくと面倒なので
関数のセルを一気に下までコピペする
B1のセルの右下にマウスのカーソルを合わせると
「+」マークに切り替わりますので
そうなったときに、クリックしたまま
一番下の必要箇所までドラッグしてあげると
規則性に合わせてセルのコピーをすることが出来ます。
そうするとこうなります。

はい、ここで数字が違うことに気づきます。
確認してみると
範囲がA4:A12とずれてしまっています。
つまり範囲も一緒に規則性に合わせて
ずれてしまったようです。
これはうっかりです。
範囲がずれないように調整
このようなミスが出ないように
B1の関数を調整します。
関数の範囲がずれないように固定されるようにします。
その方法は、固定したいところに「$」を入れる。
今回は、数字だけ固定されれば良いので
以下のようにしました。
「=COUNTIF(A$1:A$9,A1)」
このように修正した上で、
先ほどと同様にセルのコピーを行うと
範囲が固定され正常にコピペが出来ました。

ちなみに、もしも列と行を固定したい場合は、
以下のようにします。
「=COUNTIF($A$1:$A$9,A1)」
ということで、このように関数を使うと
一発で重複箇所や個数が分かるため
あとはそこをチェックしていけばOKです。
是非、お試しください。