自分の歩幅が分かれば健康になる!生きながらえる!
実は、Hiro先生、
ミリタリーとか、アウトドアとか、サバイバルノウハウに興味があり
自衛隊とか、アメリカ陸軍などでも利用されている
ペースカウンターというのもに興味を持ったことがきっかけで
自分の歩幅の計測について、色々リサーチしていました。
ちなみにペースカウンターとは、
GPSなどが無くても、自分が歩いた距離を計測出来る
パラコードとビーズで作られているアナログツールです。
通常は、上に4つのビーズ、下には9つのビーズがついており、
100m歩く度に、下のビーズを一つずつ動かしていきます。
1㎞歩いたら、上のビーズを1つ動かし
下のビーズをリセットしてカウントしていきます。
自身でも、簡易版のペースカウンターを作って
日頃の歩く習慣を身につけたいなと思い
ペースカウンターの制作から、自身の歩幅の計測等
進めておりました。
歩くことの大切さ
人は、老若男女無制限で、歩くことが大切です。
歩くことで脂肪をエネルギーとして燃焼しやすくなりますし、代謝も良くなります。
そうすると、血中脂質や血糖値、血圧の状態の改善にも繋がります。
また、歩くことで骨に刺激が加わり、骨の強化にも繋がります。
そして、ウォーキングによって快感ホルモンの分泌が促され、
精神的な緊張や抑うつ、敵意、疲労、混乱などマイナス感情が低下し
プラスの感情が働くようになります。
さらには脳の血行もよくなり、脳の活性化が促されることで
認知症のリスクを低滅させることもできます。
特に足裏への刺激は、高齢者にとってはとても大事です。
ウォーキングが習慣化されていくことで、
高齢者の方は、ほんの少しの段差でつまづくようなことも減ってきますので、
転倒による事故や怪我のリスクも減ってきます。
身近によく聞く話で、高齢者の方が転倒して
大腿骨を骨折して、入院してしまったと結構聞きます。
そして、多くの場合、高齢者の方が転倒して大腿骨を骨折してしまうと
なぜか、1年以内に亡くなってしまうことが多いです。
その死亡リスクは10~20%ほどだそうです。
そうならないためにも、老若男女無制限で、
毎日少しでも歩く習慣を持っていただけたら嬉しいなと思います。
1日どのくらい歩いたら良いのか?
年齢別の歩行目安は、以下の通りです。
18〜64歳(男性):9000歩(90分・約6.3㎞)
18〜64歳(女性):8500歩(85分・約6㎞)
65歳以上:7000歩(70分・約3.9㎞)
ちなみに、上記目安は、あくまでも理想値なので、
足腰や持病のある方は調整必須です。
特に、関節痛、心臓病、糖尿病合併症などがあれば、
医師や理学療法士の指導のもと、まず10〜20分から開始が望ましいです。
決して、無理はされないようにしてくださいね。
現実的には、自分の体力に合わせて少しずつ増やすことが大事です。
例えば:
・初めは 10〜20分/日 から
・慣れたら 30〜40分/日
・余裕があれば 60分以上/日(分割可)
👉 要は「いきなり70分」ではなく、習慣化と安全性 を優先すべきです。
歩数・速歩き時間と疾病予防効果
1日の歩数 | 速歩き(中強度)時間 | 主な健康効果・予防できる病気 |
---|---|---|
2000〜3000歩(約1.5〜2km) | 10分未満 | ・寝たきり・要介護リスク低下(最低限の活動量) ・軽度の気分改善 |
4000歩(約3km) | 15〜20分 | ・高齢者の転倒・筋力低下予防 ・うつ病予防(気分安定) |
5000歩(約3.5km) | 20〜30分 | ・高血圧予防・改善(血圧低下) ・心疾患リスク減少 |
6000歩(約4.5km) | 30〜40分 | ・肥満防止 ・糖尿病予防効果が現れ始める |
7000歩(約5km) | 40〜50分 | ・糖尿病改善(血糖コントロール・HbA1c改善) ・脂質異常症改善(中性脂肪減少) |
8000歩(約5.5km) | 50〜60分 | ・心筋梗塞・脳卒中リスク低下 ・メタボリックシンドローム改善 |
9000歩(約6.3km) | 60〜70分 | ・生活習慣病全般を強力に予防 ・大腸がん、乳がんの予防効果 |
10000歩(約7km) | 70〜90分 | ・総死亡率の低下(長寿効果) ・認知症予防効果 ・強力な肥満抑制効果 |
12000歩以上(約8.5km〜) | 90分以上 | ・最大限の健康寿命延伸効果 ・慢性疾患リスクを大幅に下げる(特に肥満・糖尿病) |
※この分類は 厚労省「健康日本21」、国立がん研究センター疫学研究、米国NIH/NHSの大規模研究 など複数のデータを統合しています。
自分の歩幅を知る
前項までは、ペースカウンターや歩くことの大切さをお伝えしました。
では、次に自分の歩幅を知ることをおすすめします。
ただ、歩くのも良いのですが、
Hiro先生の場合は、なかなか続けられないので、
自分の歩幅を知り、歩測が出来るようになることで
サバイバル力を磨く要素を取り入れて、
習慣化に繋げました。
歩測が出来るようになると、
どんな場所でも距離が計測できるようになりますので
地形の把握も出来るようになるので、
Hiro先生的にはワクワクが止まりません♪
さらにおまけとして、ペースカウンターを持ち歩いていれば
自分なりの歩き方を思う存分に楽しめます♪
ちなみにHiro先生みたいにマニアックじゃなかったとしても
自分の適正歩幅を知ることで
それより歩幅を広げて歩くことで、
・全身の筋力アップ
・基礎代謝アップ
・ダイエット効果
・病気のリスク低滅
といった効果を得られることが出来ます。
逆に、適正歩幅より歩幅が狭いと
下半身太りに繋がりますので、
歩幅を知ることで、自身の健康をコントロールすることが
出来るようになります。
自身の適正歩幅
自身の適正歩幅は、以下の計算式で求めることが出来ます。
(あなたの身長)㎝×0.45=(あなたの歩幅)㎝
つまり、Hiro先生の場合、
176㎝×0.45=約79㎝ となります。
実際の歩幅
続いて、自分の歩幅が実際はどのくらいなのか?
適正歩幅と比べて、どうなのか?を調べるには、
以下の流れで調べてみてください。
①10mの距離を測って目印をつける。
実際はなかなか難しいので、Hiro先生の場合は、
一般道の中央線の破線のあるところで白線の頭から次の白線の頭までを目安にします。
②いつもどおりのペースで歩いて、歩数を数えます。
ちなみに、かかとからかかとまでを測定すると正確に計測出来ます。
③以下計算式で、実際の歩幅を出すことが出来ます。
10m/歩数=実際の歩幅
適正歩幅と比べて、日々の健康チェックとして取り入れるのも良いかと思いますよ。
歩測向け、複歩の計測
ちなみにこれはペースカウンターで歩測する際に有効です。
まず、歩測とは、歩数をもとに自分が歩いた距離を測る技術です。
ゴルファーや自衛隊、登山などで使われたりします。
道がまがりくねっていない限り、比較的正確に現在地を特定することが出来るのです。
尚、歩測を行う時は、複歩という方法を使います。
複歩とは、例えば、左足、右足で一歩、
左足、右足で二歩。
つまり、左と右で1,2と数えるのではなく、
両足を一歩進める旅に歩数を数えます。
別の表現で言うと
右足の度にカウントする。
あるいは、左足の度にカウントすることを
複歩といいます。
複歩の場合、数が多くなりすぎず(半分に抑えられる)、
また、ゆっくり数えられるため、
数え間違いのリスクが軽減されます。
歩測の準備として、
100mの歩数を確認することから始めます。
例えば、
家から駅までの、よく歩く場所までの歩数を何度か複歩で数えて
平均値を出します。
Googleマップでそのルートの距離を測ります。
例えば、家から駅までの歩数が、
複歩で230歩、距離は470mとします。
100mあたりの複歩数が知りたいので、
以下計算式で、出すことが出来ます。
230歩:470m=X歩:100m
470X=23000
47X=2300
X=2300/47=48.9歩
つまり、100mあたり、複歩で約49歩であるということがわかります。
100mの基準がわかります。
なので、あとは、AからBまでの距離を知るには、
AからBまでの複歩数/49*100=何メートルかわかります。
ちなみに精度を上げていくには、500m、1㎏といった
長めの距離で歩測を行い、
基準を調整して誤差を整えてあげると良いです。
そして、平坦な道での100mの複歩数
緩やかな斜面、急な斜面での複歩数も計測しておくと
より正確に歩測することが可能になります。
是非、お試しください。