【類似毒草】行者にんにくと間違いやすいイヌサフランに注意

2021年11月15日類似毒草一覧

充実様です♪

今回も行者にんにくと
間違えやすい毒草である
「イヌサフラン」を紹介していきたいと思います。




イヌサフランもまた行者にんにくに
似ている毒草なので注意が必要です。

 

 

ユリ科(APG植物分類体系では
ユリ目イヌサフラン科)の植物で、

学名Colchicum autumnale

ヨーロッパ中南部~北アフリカ原産の山野草です。

種名の通り、秋に花が咲きます。
名前に「サフラン」という名称がつくだけあって
付き見た目も良く似てますが、
アヤメ科のサフランとは全く別の植物です。

 

イヌサフランのりん茎(球根)や
種子にはコルヒチン(colchicine)という
成分が含まれています。

 

この成分は過去に痛風薬として
使われていたようです。

 

また植物の細胞分裂に影響を与え
倍数体にする作用があり、品種改良などに使われたりします。

 

医学・薬学方面ではイヌサフランをコルヒクム、
種子をコルヒクム子、
球根をコルヒクム根ということがあります。

 

イヌサフランの葉は時に食用の山菜である
行者にんにくと、りん茎はジャガイモや
タマネギと間違えられることがあります。

 

イヌサフランは上記のとおりコルヒチンを
含んでいるため、これを誤って摂取すると
皮膚の感覚が麻痺したり重症になると
呼吸困難なり死に至ることがあります。

 

そして、サフランと似ているため、
花柱を乾燥させるとスパイスや
鎮静・鎮痛・通経薬として使用できると
誤認しての中毒となるケースもあります。

 

行者にんにくは
強いにんにく臭があるため
山採りの際には匂いを嗅いで
見分ける癖をつけ十分注意してください。