【類似毒草】イヌサフラン

2020年9月26日類似毒草一覧

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イヌサフランもまた行者にんにくに
似ている毒草なので注意したい。
ユリ科(APG植物分類体系では
ユリ目イヌサフラン科)の植物です。
学名Colchicum autumnale
ヨーロッパ中南部~北アフリカ原産。
種名の通り、秋に花が咲く。
なお、名前に「サフラン」と付き見た目も
良く似ているが、アヤメ科のサフランとは
全く別の植物である。
イヌサフランのりん茎(球根)や
種子にはコルヒチン(colchicine)という
物質が含まれている。
この物質は過去には痛風薬として
使われることがあった。
また植物の細胞分裂に影響を与えて
倍数体にする作用があり、品種改良などに使われる。
医学・薬学方面ではイヌサフランをコルヒクム、
種子をコルヒクム子、
球根をコルヒクム根ということがある。
イヌサフランの葉は時に食用の山菜である
行者にんにくと、りん茎はジャガイモや
タマネギと間違えられることがある。
イヌサフランは上記のとおりコルヒチンを
含んでおり、これを誤って摂取すると
皮膚の知覚が麻痺したり重症になると
呼吸困難で死亡する。
またサフランと似ているため、
花柱を乾燥させた物がスパイスや
鎮静・鎮痛・通経薬として使用できると
誤認しての中毒例もある。
行者にんにく採りの際には十分注意してください。

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