白い服、Tシャツなどの黄ばみやシミを取る方法

2020年2月1日洗濯の悩み

悩み:
白い服・Tシャツなどの黄ばみやシミがなかなか取れません。
解決方法:
汗をかく季節になると、
シミや黄ばみが気になってきますよね。
その原因というのは、
エクリン線からでる汗(水溶性)、
毛の根本部分の皮脂腺から出る皮脂、
皮膚からはがれ出る角質層(たんぱく質)などです。
なかでも皮脂は洗濯だけでは落ちにくく、
残ってしまうと酵素の働きで
時間とともに酸化して黄ばんでいきます。
対策としては、


漂白剤で皮脂を分解する方法があります。
漂白剤には皮脂を分解する働きがあり、
アルカリ性の漂白剤が酸性の皮脂を中和して
きれいに落としてくれます。
漂白剤にも種類があって、
この場合はアルカリ性の(酸素系粉末漂白剤)を
使用するとよいです。

酸素系漂白剤には液状タイプもありますが、
液状タイプは弱酸性なので、
洗浄力は粉末タイプよりも劣ります。
その代わり、
毛糸や絹製品でも使用できます。

漂白剤以外の方法では、
料理や、薬などに使われる
重曹があります。
重曹はアルカリ性なので
漂白剤と同じような効果が期待できます。

漂白剤の使用法
漂白剤はつけおきで使用すると
もっとも効果的です。
まずはシミ・黄ばみ部分に漂白剤を塗ります。
次に40度くらいのぬるま湯に
少し濃いめに漂白剤を浸透させます。
その中にシャツなどの衣類を入れ、
1時間ほどつけておきます。
最後に普通に洗濯をすると、
シミや黄ばみがかなりきれいに落とせます。
温度設定については、
皮脂は温度が高いと落ちやすい半面、
たんぱく質が高温だと凝固して固まってしまうため、
40度ぐらいがベストです。
是非、お試しください。