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冬季 霜焼け 対策 寒い季節の凍瘡予防

2011年12月27日健康に関する悩み

お悩み

寒い季節、しもやけにならないようにするにはどうしたらよいですか?

解決策

しもやけ(霜焼け)とは、
身体の一部が冷えることによって
膨れて硬くなったり、その部分が痒くなったり
熱くなるような感覚を覚える現象のことを言います。

しもばれ(霜腫れ)、しもくち(霜朽ち)、凍瘡とも言います。

もっと細かく言うと、寒さによって
血行が悪くなり生じる炎症のことで、
手足など血管が細い四肢末端に発症しやすいです。

また肌が外気に露出している頬や鼻先や耳たぶも
しもやけになりやすい部位なので気をつける必要があります。

しもやけになり、患部を暖めると疼痛や痒みが強く
感じられる事が多い冬の季節病です。

しもやけの状態で肌が乾燥すると、
皮膚の角質層の厚い部分に亀裂(皹裂)が生じ、
内部が赤く見えたり出血したりすることがあります。

これをひび、また程度の甚だしいものをあかぎれと呼びます。

体質や遺伝も関係しますが、
しもやけになる大きな要因は一日の気温差と、
皮膚表面の温度だといわれています。

一般的に気温が5℃前後で昼夜の気温差が大きい時期に
しもやけになりやすいです。

また手足の周辺の湿度が高かったり、
皮膚(特に手足)を濡れたまま放って置くと気化熱により
皮膚の表面温度が下がり、しもやけになりやすいです。

そのため、日頃から体(特に手足の指先や、指と指の間)が濡れたら、
なるべく早く、しっかりと拭き取り、
靴は乾燥させ、手袋や靴下が濡れた場合は早く取り替える事が予防に効果的です。

また、先が細い靴や、ヒールが高い靴を履いていると、
足の指先が圧迫されて血行不良になり、
これもまたしもやけになりやすいので要注意です。

治療法には、40℃位のお湯と5℃位の冷水に患部を交互に付ける
(必ず、水よりお湯につける時間は長くし、お湯から始めてお湯で終わるように)方法や、
患部を温めながらマッサージする方法
(ただし余り強い力でマッサージすると患部付近の毛細血管が破裂し、
症状が一段と酷くなる場合がある)、
トコフェロール(ビタミンE)を服用する方法などもあります。

初期の軽いものなら、
レタスなどのビタミンEを多く含む食品を食べることにより、
1週間程で治ることもある。

実はしもやけと似た症状の病気に、
膠原病の凍瘡状狼瘡や全身性エリテマトーデスというものがあります。

治りずらい、治りが悪いなと感じた際には
たかだかしもやけと思わずに病院に行って診てもらうことが大切です。

一般的な予防方法として下記のようなものがあるので、
しもやけ対策にお試し下さい。

①手袋や耳あて、靴下などで外気にさらさないようカバーする

②水に濡れた時や入浴後は、しっかりと乾いたタオルで水分を拭き取る。

③しもやけ用の軟膏やクリームを塗る。※水を触ったあとにも塗るようにする。

④足が汗ばみやすい方は定期的に靴下を履き替えたり、5本指ソックスなどを利用する

⑤靴下などは二枚重ねて履く。※締め付け過ぎず、汗を吸いとりやすい物を選ぶ。

⑥締め付けない靴を履く。(スニーカーなど)

⑦パンプスなど冷えやすい靴を履かない。※あたたかい靴底をいれるなどの工夫も良。

⑧カイロであたためる。※汗ばみやすい方には不向き。

⑨冷えすぎない服装を心がける。

⑩こたつや電気あんか、電気毛布は蒸れやすいので注意する。

⑪しもやけ周辺の皮膚をやさしくマッサージして、血行をよくする。

⑫半身浴などで全身をあたため血行をよくする。(半身浴の方法)

⑬ストレッチやウォーキングなどで、全身の血行をよくする。

⑭体をあたため血行をよくする飲み物を飲む。
(しょうが湯、しょうが紅茶など)

⑮ビタミンEを含む食品を良く食べるようにする。
(モロヘイヤ、カボチャ、アーモンドなど)

⑯ビタミンEを薬で摂る。

⑰漢方薬を飲む。
(桂枝茯苓丸など)

⑱皮膚科へ行く。

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