冬季 霜焼け 対策 寒い季節の凍瘡予防

2020年2月1日健康に関する悩み

お悩み:
寒い季節、しもやけにならないようにするにはどうしたらよいですか?
解決策:
しもやけ(霜焼け)とは、何かというと身体の一部が冷えたために、
膨れて硬くなったり、その部分が痒くなったり
熱くなるような感覚を覚える現象のことを言います。
しもばれ(霜腫れ)、しもくち(霜朽ち)、凍瘡とも言います。
もっと細かく言うと、寒さのために血行が悪くなり生じる炎症のことであり、
手足など血管が細い四肢末端に発症しやすいのです。
また肌が外気に露出している頬や鼻先や耳たぶも
しもやけになりやすい部位なので気をつける必要があります。
しもやけになり、患部を暖めると疼痛や痒みが強く
感じられる事が多い冬の季節病です。
しもやけの状態で肌が乾燥すると、
皮膚の角質層の厚い部分に亀裂(皹裂)が生じ、
内部が赤く見えたり出血したりすることがある。
これをひび、また程度の甚だしいものをあかぎれと呼びます。
体質や遺伝も関係しますが、
しもやけになる大きな要因は一日の気温差と、
皮膚表面の温度だといわれています。
一般的に気温が5℃前後で昼夜の気温差が大きい時期に
しもやけになりやすいです。
また手足の周辺の湿度が高かったり、
皮膚(特に手足)を濡れたまま放って置くと気化熱により
皮膚の表面温度が下がり、しもやけになりやすい。
そのため、日頃から体(特に手足の指先や、指と指の間)が濡れたら、
なるべく早く、しっかりと拭き取り、
靴は乾燥させ、手袋や靴下が濡れた場合は早く取り替える事が予防に効果的です。
また、先が細い靴や、ヒールが高い靴を履いていると、
足の指先が圧迫されて血行不良になり、
これもまたしもやけになりやすいので要注意です。
治療法には、40℃位のお湯と5℃位の冷水に患部を交互に付ける
(必ず、水よりお湯につける時間は長くし、
お湯から始めてお湯で終わるように)方法や、
患部を温めながらマッサージする方法
(ただし余り強い力でマッサージすると患部付近の毛細血管が破裂し、
症状が一段と酷くなる場合がある)、
トコフェロール(ビタミンE)を服用する方法などもあります。
初期の軽いものなら、
レタスなどのビタミンEを多く含む食品を食べることにより、
1週間程で治ることもある。
実はしもやけと似た症状の病気に、
膠原病の凍瘡状狼瘡や全身性エリテマトーデスというものがあります。
治りずらい、治りが悪いなと感じた際には
たかだかしもやけと思わずに病院に行って診てもらうことが大切です。
一般的な予防方法として下記のようなものがあるので、
しもやけ対策にお試し下さい。
・手袋や耳あて、靴下などで外気にさらさないようカバーする。

・水に濡れた時や入浴後は、しっかりと乾いたタオルで水分を拭き取る。
・手がしもやけになったら、洗い物などは温水で行い、ゴム手袋などを利用する。

・しもやけ用の軟膏やクリームを塗る。※水を触ったあとにも塗るようにする。

・足が汗ばみやすい方は定期的に靴下を履き替えたり、5本指ソックスなどを利用する。

・靴下などは二枚重ねて履く。※締め付け過ぎず、汗を吸いとりやすい物を選ぶ。
・締め付けない靴を履く。(スニーカーなど)
・パンプスなど冷えやすい靴を履かない。※あたたかい靴底をいれるなどの工夫も良。
・カイロであたためる。※汗ばみやすい方には不向き。

・冷えすぎない服装を心がける。
・こたつや電気あんか、電気毛布は蒸れやすいので注意する。
・しもやけ周辺の皮膚をやさしくマッサージして、血行をよくする。
・半身浴などで全身をあたため血行をよくする。(半身浴の方法)
・ストレッチやウォーキングなどで、全身の血行をよくする。
・体をあたため血行をよくする飲み物を飲む。
(しょうが湯、しょうが紅茶など)

・ビタミンEを含む食品を良く食べるようにする。
(モロヘイヤ、カボチャ、アーモンドなど)

・ビタミンEを薬で摂る。

・漢方薬を飲む。
(桂枝茯苓丸など)

・皮膚科へ行く。